住民健康講座

住民健康講座要旨

第217回平成28年1月14日(木)『お腹いたの話』
  • 場所津市久居公民館
    津市久居元町2354
  • 講師奥田医院
    院長 山本純二先生
  • 講演要旨腹痛は腹部臓器に何らかの異常があることを知らせるものです。そして痛みは、色んな場所に軽いものから強いものまで多種多様に表現されます。これは痛みの発症メカニズムの異なる種類があるためです。1、内臓痛:消化管の壁が過度に伸展拡張又は収縮することにより生じる鈍く締め付けられるような、部位が不明瞭な痛みで、この辺りが痛いと表現されます。2、体性痛:炎症が腹膜や腸間膜に及ぶと生じる鋭い、持続する、痛みの部位が限局的で明瞭となり、ここが痛いと表現されます。3、関連痛:内臓の痛みを脳へ伝える神経が脊髄内で、皮膚の痛みを伝える神経が隣接している時に、腹痛の強い刺激が影響して、あたかもその神経が支配する皮膚の部位の痛みとして感じられるもの。例えば胆嚢結石の痛みが右肩甲部で感じられる等があります。
    腹痛には、癌が原因であったり、又胃や十二指腸潰瘍が穿孔した時のように突然に強い腹痛で発症して緊急手術が必要となる急性腹症と呼ばれる重症の腹痛もあります。更に、心臓や大血管などの腹部臓器以外の原因で腹痛を訴えることも少なくありません。これらの事より、腹痛を覚えた時は、これ位は大丈夫と自己判断せずに医師を受信し、適切な必要な検査・治療を受けるようにして下さい。
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