住民健康講座

住民健康講座要旨

第216回平成27年11月12日(木)『処方箋薬(医師や薬剤師からもらう薬)の正しい使い方』
  • 場所津市久居公民館
    津市久居元町2354
  • 講師はね調剤薬局
    管理薬剤師 村田耕作先生
  • 講演要旨■処方箋薬(医師や薬剤師からもらう薬)の正しい使い方
    医師は、患者さんの病状や体質に最も適した薬を選び、処方をします。したがって、アレルギー体質と持病や妊娠の可能性・授乳などお薬手帳に記入して提出しましょう。そのほか、下記の点に注意しましょう。
    1、病院や薬局にかかる時は、今服用している薬を告げましょう(お薬手帳活用)
    ・市販薬(H2ブロカーやセンナなど)も検査や吸収、代謝、作用部位、排泄に影響を与えます。
    2、残っている薬は、医師に正直に言いましょう(お薬手帳に記入)。
    ・医師の期待の効果がでないので、もっと強い薬に変更されると危険であります。
    3、薬は、用法・用量や服用時間などをよく確認して使用しましょう。
    ・食事が1日に2回の時はその旨を医師に伝えます(長時間作用薬もある)
    ・服用を忘れた時は2回分を1度に用いてはいけません。
    (量をたくさんのむと効力は強いが、目的以外の悪い作用も出やすくなります)
    4、薬の服用にはコップ1杯のぬるま湯か番茶が基本。(水分制限は従います)
    ・水の効用・・・水なしでは食道に潰瘍をつくったり、胃を荒らしたりします。
            (食道にひっかかった薬は、水でだめなら、固形物を食べて流す)
            服用10分後のもう一杯のお茶が胃荒れを防ぐに効果的であります。
    5、薬の形(剤型)ごとに正しい使い方を守りましょう。
    ・錠剤・カプセル剤や顆粒はむやみにくだいたり・中身を取り出したりして飲んではいけません。(胃では溶けずに腸で溶ける、時間でゆっくり溶ける、などがだめになります)
    ・点眼剤は容器の口をまつ毛にもつけないように滴下します(拳骨点眼法)。
    *使い方は納得いくまで薬剤師に尋ねましょう。
    6、高齢者への飲ませ方
    ・誤嚥防止に気を配りましょう。
    *上体をなるべく起こします。 *とろみを付けてみます。
    ・薬は包装紙(PTPなど)から一回分づつ「ふた」などに出して置きましょう。
    (PTP包装紙で消化管に穴があいてしまった例があります)
    ・市販薬を用いる場合は、説明書に記載された成人の服用量の2/3位からスタートします。(多臓器機能が衰えています。市販薬を用いる旨を主治医に知らせてから服用。お薬手用に記入)
    7、薬は、光を避け・涼しくて・乾燥している・小さい子供の手の届かない所に置きましょう。
    8、お薬手帳と筆記用具を持ち歩きましょう。かかりつけ薬局を持ちましょう。
    複数の医療機関からの処方箋を一ヶ所の薬局からもらいましょう。あなたの体質をよく知っている薬剤師が薬の重複や飲み合わせをチェックしてくれます。各種相談もお受けします。
    9、副作用は「怖がるものでなく、注意するもの」であります。
    医師は副作用に充分注意しています。検査などで薬の効果と副作用がでていないか調べています。
        □ いつもと違う時は、時間と部位と症状をお薬手帳に記入し、早めに医師に報告します。
    10、薬の力を使って自然治癒力がフルに活用できるようにしましょう。
    ・ 不摂生していては、自分の自然治癒力を弱めてしまいます。
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