住民健康講座

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平成28年7月14日(木)第223回『歯の失われる原因と義歯の問題』

場所津市久居総合福祉会館 津市久居東鷹跡町20-2
講師ひさいインター歯科 院長 渡邉優 先生
講演要旨 歯の喪失は、年齢が高くなるほど進み、高齢者では歯のない人が多くなります。
右図は2011年に行われた全国調査(歯科疾患実態調査)における一人あたりの歯の数(一人平均現在歯数)を年齢階級別に示したものですが、高年齢層ほど値が低く後期高齢者(75歳~)では、本来持っている歯の数(28本)の半数異常が失われている状況です。
 そして歯の失われた場所に何らかの手段で歯を補わなければ様々な問題が生じてきます。講演では歯が失われたままになっていた事で起こる5つのトラブルを紹介しました。そして歯を補う代表的な方法として部分入れ歯を中心に、使用する点の注意点、お手入れの方法をお話しました。
また、部分入れ歯を使用している方の抱える代表的な悩み(痛くて噛めない、すぐ外れる、話しずらい、バネが見えるのが気になる、肩こりや頭痛に悩まされる)の原因とそれらを歯医者でどう対処してもらえるかをお話ししました。