住民健康講座

住民健康講座要旨

第260回令和4年11月17日(木)『職場や家庭におけるうつ病』
  • 場所津市久居アルスプラザ
    津市久居東鷹跡町246
  • 講師榊原病院
    副院長 山本暢朋先生
  • 講演要旨 うつ病の生涯有病率は3-7%程度と報告されており、近年は増加傾向にある。うつ病の症状は、自分で感じるもの(辛い、気分が沈む)、他人から見てわかるもの(表情が暗い、涙もろい)、身体に出るもの(食欲が無い、身体の不調や痛み)に大別される。うつ病は、精神的ストレスによって神経伝達物質の代謝に異常が生じることが原因であると考えられている。うつ病の治療は、十分な休養と、抗うつ薬による薬物療法が基本である。うつ病の発症を予防し、また早期に治療するにはメンタルヘルスを保つことが重要となる。最近は、職場においてメンタルヘルスに注意が払われるようになり、うつ病を有する社員への対応はもちろん、その予防に関しても配慮がなされているようになったが、まだまだ一般的とまでは言えない。また、家庭におけるメンタルヘルスは、個人や家庭の対応に任されていることが多いのが現状である。社会が大きく変化している現在において、その変化に適応できず精神的ストレスを感じ、うつ病を発症する患者も多くいるものと考えられ、その対策が望まれる。
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